基金の概要

基金の概要

厚生年金基金のしくみ

年金制度の体系

  • 我が国の年金制度は、全国民が「国民年金(基礎年金)」に加入します。
  • また、会社員等の場合は、これに加えて「厚生年金保険」に加入するほか、勤め先が独自に「企業年金」を運営する場合は、企業年金にも加入します。

  

  

信用金庫年金の制度

  • 厚生年金基金は国の老齢厚生年金(報酬比例部分)の一部を代行するとともに、企業が独自に設計した上乗せ年金の支給を行う公法人です。
  • 厚生年金基金制度は国の年金の一部を代行するという特性から、他の企業年金制度に比べて税制面で優遇されています。

  

  

信用金庫年金の財政運営

  • 厚生年金基金の財政運営は、事業主と加入員が納めた掛金とその運用収益で給付に見合う資産を事前に積み立てておく「事前積立方式」を採用しています。
  • 掛金は、その前提となる基礎率(予定利率、予定死亡率、予定脱退率、予定昇給率等)に基づいて計算され、5年毎に基礎率を見直して再計算することにより、実態に即した健全な財政運営を確保しています。
  • また、運用収益は、信託銀行や投資顧問会社、生命保険会社などの運用機関を通じて株式や債券等の市場で年金資産の運用を行うことで確保しています。
  • 毎年度の決算では、年金資産が計画どおりに積み立てられているか、積立状況をチェックしています。